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文化芸術による子供の育成事業 (巡回公演事業)

「生きていないものが動く!」 みんなで赤いボールを主人公にした映画を撮ろう!

来年度もこども映画教室が公教育でワークショップを実施することになりました!

諏訪監督とともに、こども映画教室のスタッフみんなで考えた新しいワークショップです。学校の体育館でみんなで映画を作ります。

締切日:令和2年1月10日(金)
詳細につきましては、次のウェブサイトより御確認くださるようお願いいたします。

文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)事業専用WEBサイト

【対象地域】

三重県、滋賀県、大阪府、奈良県、和歌山県、大阪市、堺市、兵庫県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、神戸市の小学校、中学校

(FとHブロックの地域のなかで、C区分、というところが、こども映画教室のワークショップに応募できるところです。)

【企画のねらい】

 映画に対して「私なりの考えを持つこと」や「自分なりにその映画をうけとり、自分たちの頭の中で映画を作り出す」という姿勢で映画鑑賞をしている人は、一般的に少ないです。それは観る側にも力が必要なことであり、国民の多角的な芸術鑑賞能力の向上のためには、このような映画鑑賞における“自立的な観客”である姿勢をこどものころから大事にし、それを体験できる機会が必要であると考えています。

ワークショップ1回目は、『赤い風船』 を鑑賞し、現実世界では感情を持たないはずの風船に対して、こどもたちには『赤い風船』の内容を振り返りながら、赤い風船の感情を考えてもらい、映画に対して能動的な姿勢を持ってもらうことを目指します。 

メインプログラムとしては、生きていないボールを生き生きと映画の中で見せるにはどうしたら良いのかをこどもたちに考えてもらい、実際にそれを撮影してもらいます。こどもたちなりにチ ーム内でコミュニケーションを図り、ボールに感情をつけてもらい、実際に手を動かしながら映画を内側から体験してもらいます。

 

ワークショップ2回目には、メインプログラムで撮影したものを1本につなげて、それを鑑賞します。こどもたちは自分たちのつくった映画がどのような映画だったかを、自分たちなりに考えてもらい、“自立的な観客”として映画を楽しんでもらうことを目指します。

【特別講師・諏訪敦彦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【昨年の様子】

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84年に8㎜で撮った『はなされるGANG』でPFFに入選。97年には『2/デュオ』で長編映画監督デビュー。ロッテルダム映画祭でNETPAC賞を受賞。2作目『M/OTHER』では三浦友和を起用してカンヌ映画祭国際批評家連盟賞を受賞。アラン・レネの『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』を大胆にリメイクした3作目『H Story』など、日仏の名だたる俳優とコラボレーションしながら「新しい映画」を模索。ヨーロッパを中心に現代映画の担い手として世界的な評価を得る。日仏合作映画『不完全なふたり』は、ロカルノ映画祭(スイス)で審査員特別賞を受賞、フランスでもロングランを記録した。

また、映画教育を「映画を探究する場」として位置づけ、東京造形大学、映画美学校、東京藝術大学大学院で学生たちとコラボレーションもしている。

最新作はモトーラ世理奈主演、今は亡き大切な人と思いを繋ぐ電話として、岩手県大槌町に実在する「風の電話」をモチーフに映画化した『風の電話』(2020年1月24日から全国ロードショー)

『風の電話』公式サイト

​各学校の詳細レポートはこちら

高知県 宿毛市 橋上小学校

高知県 須崎市 新荘小学校

・愛媛県 西条市 三芳小学校(順次掲載予定)

​・愛媛県 今治市 鴨部小学校(順次掲載予定)

・徳島県 美馬市 江原北小学校(順次掲載予定)

・愛媛県 砥部町 広田小学校(順次掲載予定)

1日目

ワークショップ①(50分)

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[1] 導入・講師紹介、今日すること(5分)
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[2] 映画鑑賞(35分)

鑑賞作品 『赤い風船』(35 分/1956 年/フランス)

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[3]赤い風船』鑑賞ワーク10分)

映画のタイムライン(模造紙)に、映画に出てきた「場所」「物」「できごと」を付箋に、「風船の気持ち」を風船カードに書き出して貼る。

メインプログラム(100分 ※休憩含む)

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【1】映画作りの準備体操(15 分)

​ミッションカードを配布して、1人ずつミッションカードに書いてあるように赤いボールを撮影

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【2】「映画づくり秘伝の書」の配布・説明(15 分)

今回の映画作りのルールを説明し、各チームどんな映画を作るか話し合う

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【3】赤いボールを使って映画を撮影、編集(40 分) 

1 チーム 5 名前後に分かれ、iPadを使用して1分以内の映画を作る

 

2日目

ワークショップ②(50分)

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[1] 前日撮影した映画を観る(15 分)
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[2] チームごとに発表、質疑応答(20 分)
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[3] プロの編集バージョンを観る(10 分)

お問い合わせフォーム

ワークショップの参加申し込みは、スケジュールページよりお願いします。こちらのフォームからは申し込まないでください。

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