＜活動レポート＞

エル・システマジャパンによる相馬子どもオーケストラの演奏風景を相馬のこどもたちが撮影してドキュメンタリー作品にすることはできないか？という提案により実現した映画教室。

いつもとは違い、撮影対象も、テーマもすでに決められていて、そのうえ、日曜と翌週の日曜の2日間のみで上映会はまた別の時期に、というイレギュラーな映画制作ワークショップとなった。東京から特別講師に中井聖満（映像ディレクター/こども映画教室スタッフ）、チームリーダーに可香谷慧（こども映画教室スタッフ）、プロデューサーに土肥悦子が参加。

復興支援などで多くワークショップなどが供給されており、参加費が無料でもなかなか参加者が集まらず、教育委員会、そして校長先生からの一声で集められたこどもたちが多かった。そのせいか、１日目はなかなかやる気がでず、大人たちが空回りしている感が強かった。しかし、１週間の間にスタッフ同士で話し合い、２週目の２日目には、大人が口を出さずにこどもたちが気づくのを待つことに徹した。するとこどもたちはスイッチが入り、驚くほどの集中力で作品を仕上げた。

＜実績＞

参加者合計　16人　（男:８名　女:8名）

学年内訳　三年生:3名　四年生:2名　五年生：2名　六年生:9名